肥やしにしたいデザイン

今日まで名古屋ボストン美術館でやっていた、「時代を彩るファッション」展を母上と見に行ってきました。
写真は、撮影可と展示スペースとは別に展示されていたものを幾つか撮影してきましたので。

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見覚えのあるドレスとかもありましたし(ダイアナ妃の来日時の青いドレスとか)、ブランドやデザイナーを見ると納得できる、らしいデザインのドレスとか。

実際に誰かが晩餐会とか受賞パーティ系で着たようなドレスはまだ、実用を考えて作られてるのであまり奇抜ではないんですが…
ショー用に作った奴とかはもう…「マジキチ(褒め言葉)」って言っても差し支えないというか感心通り越して驚愕です。デザインが、というより生地の加工とかが。
刺繍とかアップリケ系はデザイン画を再現する行程がどんなに複雑でも予想できるのですが、ニット系とかどうやってデザイナーのイメージを再現させているのかさっぱり解らないですよ。
オートクチュール専用の工房とか時々特集で見たりしますけど、形態としては「下請け」だけど、名前出して堂々と作品展示しても良いような人達ばかりで…そんな人達が集まって出来ているかと思うと。
なんか、こう色々とワクワクしますよねえ。

服飾科のある高校に行こうと思ったこともあるので、こういうのは見ていて楽しいです。
素材の組み合わせとか色や模様の出し方とか絵を描くときにも参考になりますし。
肥やしに出来ているかどうかはわからないですが、見ないよりは引き出しが増えるから。