Free Fighter::傭兵

公的組織に属さない、職業戦士の一般名称。
広義には宮廷直属でない戦士すべてをさすこともある。
特定の個人や集団に忠誠を誓うものもいるが、殆どは金銭的な契約によるもの。
宮廷直属と違い、評価対象が「武」のみであるため、教育の不十分な地域出身者の出世コースのひとつとしてあげられる職業。

ナルスレード帝時代
  • メディア
    25歳 黒髪にブルーのメッシュ、黒の瞳 傭兵隊第二小隊隊長
    紫苑のスカーフがトレードマーク。エイルネップ出身だがこの地方特有の色合いを身につけないため、アバロン出身と良く間違われる。
    故郷で自警団のような組織に所属していたが、16歳の時に皇帝従兵となった叔母と共にアバロンへ。バレンヌでの兵士募集に志願。以後傭兵隊の中で順調に出世し、第二隊隊長に。
    それほど多弁な方ではなく、傭兵隊育ちの割には騎士のような生真面目さを持ち、モウトク帝崩御の後はナルスレード個人に剣を捧げる。
    キグナスの理論武装をものともしない数少ない人物であり、一緒にいることも多いため仲を噂されているが実際の所は不明。お互いに好意的に見ているのは確かである
  • パーシアス
    28歳 紅くく染めた髪(地毛はブロンド)にプルシアンブルーの瞳 傭兵隊大隊長
    南方更紗のバンダナを愛用しており、なかなかの洒落者でもある。見た目の派手さの割にはおとなしい、基本的には温厚な青年。
    モウトク帝の従兵として取り立てられた際、彼の従兵の中では最年少だった。
    クリストフとは親子ほどに年齢が違い、育ちも何もかも違うのにもかかわらず親友と呼べる間柄。
    モウトク帝の死の原因となったスービエとの戦いの際、重傷を負いカンバーランドで療養生活を送る。その後、傭兵隊をとりまとめる大隊長へ就任し、前線から退く。