Nomad::ノーマッド

カンバーランドの南東に広がるステップ地方に住む民。定住せず、放牧と薬草栽培で生計を立てている。
複数の部族があり、馬術に優れ、常にモンスターと相対しながら生きているため対モンスター戦のスペシャリスト。
なお、かつて世界の混乱期に最もモンスターの多い地域から逃れ長城を作って定住したのがカンバーランドの民である。

ファティマ帝時代
  • ファティマ
    28歳 若草色の髪と瞳
    ノーマッド族長兼バレンヌ帝国皇帝。軍師コウキンの進言を受けてサラマット遺跡の大調査を行う。
    七英雄の行方調査とともに在位期間の大半をかけた大事業であった。それゆえか、最初は兼任していた族長を遺跡調査開始後に次に譲っている。
    遺跡の研究はファティマ帝以降も続いたが、この時期の調査がもっとも大規模勝つ詳細で、遺跡に関する大半はこの頃の研究の成果。
    少女時代にカンバーランドへ留学したことがあり、ホーリーオーダーの称号もとれるほどの優秀な成績を収めている。
    ※当時、男女問わず草原の民の族長クラスの子弟達は行儀見習い等も兼ねて他国へ留学することが多く、その中でも距離的にも歴史的にも近いカンバーランドは身近な分留学先としてもっとも人気があった。
ナルスレード帝時代
  • シャハラザード
    38歳 青みがかった黒髪に、青の瞳。
    現ノーマッド族長の姉であり、カンバーランド王妃。ゲオルグとマチルダの母親。クリストフには「シャーラ」と呼ばれている
    腕試しとばかりに草原を訪れていたクリストフと出会い、大恋愛の末に結ばれる。 本人達の意識しないところで長く断絶していた祖先を同じくする2つの民を結びつけた立役者とされ、当時吟遊詩人達がこぞって詩にしたという逸話有り。
  • アズィーザ
    15歳 碧の髪に若草色の瞳
    草原の民の一部族、ノーマッド族長の娘。
    好奇心が旺盛な少女。弓と馬術の腕前はさすがノーマッドと言ったところ。新婚。
    夫であるエセンとの縁組みは親に決められたものではあるが、知っている相手でもあり族長一族の結婚としては良くあるパターンなのでなんの疑問も抱かず受けた。
    伯母の大恋愛にあこがれているところもあったので、少し物足りなく思っていたが…結婚して一緒に暮らしているうちに恋に落ちるという状態に。
    現在は夫婦揃って幸せバカップルぶりを振りまきつつ、モンスター討伐に精を出す日々を送っている。
  • エセン
    26歳 栗色の髪と瞳。蒼の頭巾がトレードマーク。アズィーザの夫
    ノーマッド族一の戦士であり、それ故族長強く望まれてアズィーザの夫となる。血の気が多いところがあるが、一の戦士という自負と矜持から冷静であろうと常に務めている。
    年齢差もあり、アズィーザのことは元々族長の娘で割と好ましい。という程度の認識しか無かったが、結婚後ともに過ごすようになってから愛情を持つように。 結婚当初からアズィーザをモンスター討伐に伴うことを渋っていたが、現在はいかなる時でもそばから離そうとはしないほど。
    まじめな男だが、無意識でのろけていることが多く、ナーシアスやタンクレッドに良くからかわれている。